橋本工業株式会社

橋本工業株式会社のご紹介

橋本工業株式会社は明治38年に創業し、今日に至るまで左官一筋で九州の建築を支えて参りました。

まだ九州に丁場の左官屋がいなかったころから街の中心となる建築物の工事に携わっており、九州では最も老舗の左官屋です。

九州内の左官屋の3分の1は当時初代が育てた職人たちだと言っても過言ではありません。

おかげさまで現在も大手の建設会社から依頼を請け、様々な建造物の左官工事を担う他、業界を支える人材を輩出するため、人材育成にも力を入れております。

110余年もの歴史から培ってきた左官の技術を未来ある若者たちに受け継ぎ、途絶えることのないこの建築業界をこれからも支えていく所存です。

「できない仕事はない」と言える自信が我々にはあります。

当社が請けるご依頼は大規模な建築物や技術を要する複雑な設計の建築物が多くございます。

マリンメッセ福岡での左官工事を行ったときは180人もの左官職人が集まり、半年間毎日施工を行っておりました。

建物の中にあるアール階段は特に、技術のある職人でなければ施工が難しい箇所です。

そんな施工も当社のベテランの職人であれば施工をすることができます。

110余年もの間で築いてきた実績と信頼から得られるものを活かして、難易度の高い現場もこなせるのが当社の強みの1つとも言えます。

仕上げ作業前の下地塗りを主に行っております。

下地塗りは左官の作業においても非常に重要な作業で、この工程を適当にしてしまうと、どれだけ仕上げを丁寧に行っても壁面に欠陥が出てきてしまう可能性が高くなります。

そのため、仕上げ作業に入る前には必ず一度下地を点検し、問題があれば補正作業を行っていきます。

一見地味な作業に思えるかもしれませんが、下地塗りは重要な作業なのです。

2020年には熊本城の補修工事に携わりました。

歴史ある建築物の補修に求められるのはやはり技術力です。

これまでの実績と経験を駆使して、歴史的に価値のある建築物を後世に遺していくための取り組みにも尽力してまいります。